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Crackbrainedsnow

9920120226 038


微かな気配を感じさせたまま、それが熟するのを待っていた。


丁度、六年前のあの時の風景と重なって眩暈が起こる。
同じ日付に、同じ「状況」。
あたしは、あの時のことを思っていた。


雪に、感傷を織り込んだまま記憶が固定概念となって染み付いている。
車の中で横たわったまま動けなくなっているあたしの視界は
積もりそうで積もらない霙へと変化し。
この手から消えた雪を 嘆いていた。


9920120226 025



「音」を塞ぎきってた手を無理矢理こじ開けられた感覚がした。
叫ぶだけ叫んだ。体の激痛が叫ぶ事すら阻止し、
ひたすら時が経つのを待っていた。


変わったのは、あたしだけだったなんて今になって思う。



その続きがあるとすれば、もう途切れないでと願う。



9920120226 054


あたしは、それが熟するのを待っていた。


充分に降り積もった雪に、これ以上と願う。
時は既に遅く、一瞬の判断でその風景はあっという間に残像に変わる。

吐息だけを残して、手に触れる事も無く消え。


降り止んだ積雪の中を歩く。
以前この場所を雪の中を走り回った、あの時とは「違う」。

静過ぎて零反過ぎる、感情。


降り続ける雪に眼が眩み、歩けばそれは黒く濁った灰に成り。
ぼやけていた視界は、徐々にクリアになる。
薄れて欲しいと願う記憶は、一瞬として甦る。


9920120226 073


雪に救いを求める。
視界が涙で滲み、写真すら撮れなくなり適当にシャッターを切っていた


カメラを握る感覚さえ薄れ、
フリーズした感情は、まだ。動かないままでいる。
早く時が経つのを願いながら。


9920120226 074
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プロフィール

sakyohidzuki

Author:sakyohidzuki
左京
S.58.9.28

いつまで経っても手負い。笑
この運動神経のなさで生き延びているのが
不思議なくらい。

現実には色んな事柄に束縛されてるのに
今まで以上に自我のまま進めてるのは
一種の諦めのようにも思う。

昔一番だったものは入れ替わり。
眼中になかったものに価値を見出し

攻撃系はすべて自分の内面に。
もちろん゛暴力゛は忘れずに。

時々感情のコントロールが出来なくなる
フラッシュバックに嗚咽が出るほど叫びまわっても
最期に行き着く場所は同じ。

知らず知らずに自滅しているのは
毎度のことで。

無関心に堕ちる前に
終らせたい事とか。

無様な姿を曝すのも
ここだけでいい


☆ポートレートモデル
再現VTR、MV、CM等々しれっと
いたりする。
ベストジーニスト2016一般部門
投票終了!
応援&投票有難う!!

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