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conditional

本当に殺して欲しいなら、殺してくれる所に行く。


それを選択しないという『選択』は、本当は救いを求めている。


そんな事にはとっくに気付いている。





0201-02sakyohdzk 181




猫が死に場所を捜すように流れた。

あたしの場所は何処なの?と駆けずり回って
その姿は自らの死期を早めようとする自虐的な雰囲気を纏っていた。

その枯渇した精神はただ、ひたすらに『答え』を求めた。
そう、自分の都合良くて勝手なご都合主義な『答え』。


結局は現実が全てを物語る。



幻想や妄想はいつだってそうやって崩れてきた。


感情や思想はそうやって風化し、劣化し、
最後にはその影すら残さず消えた。


現実にぶち当る程それは強くなった。


完全に美しい物と思想。


性善説で塗り固められたあたしの幻想と装飾的な価値観。
一体、いつ、何処で培われていったのだろう。


それを固定されたものにしたのは、
あたしの中の飢餓。
虚無感や劣等感が圧倒的割合を占め、自分を否定した結果。



なにもかも美しくて眩しく映っていたのは、
あたしが現実に何も知らなかったから。




あたしは、目に映る全てを信じていた。


自分の感じたままの現実で塗り固めて、都合のいいように記憶を刷り込む。



それは今でも続き、
『疑う』事を、実はまだ実感としては知らないのかもしれない。



外観や想像だけで対象を完璧美化し、決め付けて、
その価値観と現実が合致しない事を許さず、信なかった。


そして、それでもそうであって欲しいと
エゴを出して型に嵌めたがる。


そう、それはただの現実逃避。


今ある全ての欠陥した自分を受け入れられず、
絡まりすぎてその矛先は身近な人を傷つけ続けた。



満たされれば不安になり自ら破壊し、満たされるのを拒んだ。


自分から手放してしまえば、楽になるから。



『いつか失われるのであれば、あたしが今、ココでそんな感情を潰す。』




それは唯の恐怖心でしかなかった。



あまりにその影響が強すぎて、自分のコントロールが不能になるのを恐れて。


そう、全てはあたしの弱さ。


今だから分かる事。
今だから向き合えた自分の弱さ。
それが過去の自分だと断言できる今のあたし。


虚偽の『強さ』からそれは核心的な自分の軸となる。


それは同時にあたしに感性を失わせ、
現実主義に移行しようとする過程であると認知しながら。


幻想を掲げる事もできなくなり、
次第にそれはあたしから言葉を奪い、気力さえ失わせる。


そしてあたしは『何か』に触れないと感情が動かなくなり、
滅多に動かない感情が動いた時には
自らを壊すことで表現しつづけている。

それが何だって言うんだ。

と、言い切れるまでにはまだ足りない。

あたしはまだ、飢えている。


まだ、捨てきれずにいる

現実を打破するほどの理想論を掲げ、自分勝手な願望を崇拝しながら。



あたしはまだ、崩れていない『価値観』を崩すためだけに
表現し続けているのだと、そう観念を自分自身に植え付けて。


あたしが手にしているものは何だろう。


あたしが感情と引き換えに、潰してきたものは何だろう。


あたしが、本当に手にしたいものは。




見つけられないでいる。気付かないフリをしている。


この現実から。




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プロフィール

sakyohidzuki

Author:sakyohidzuki
左京
S.58.9.28

いつまで経っても手負い。笑
この運動神経のなさで生き延びているのが
不思議なくらい。

現実には色んな事柄に束縛されてるのに
今まで以上に自我のまま進めてるのは
一種の諦めのようにも思う。

昔一番だったものは入れ替わり。
眼中になかったものに価値を見出し

攻撃系はすべて自分の内面に。
もちろん゛暴力゛は忘れずに。

時々感情のコントロールが出来なくなる
フラッシュバックに嗚咽が出るほど叫びまわっても
最期に行き着く場所は同じ。

知らず知らずに自滅しているのは
毎度のことで。

無関心に堕ちる前に
終らせたい事とか。

無様な姿を曝すのも
ここだけでいい


☆ポートレートモデル
再現VTR、MV、CM等々しれっと
いたりする。
ベストジーニスト2016一般部門
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