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Ironical funeral

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いきなり足止めを喰らったアタシは
カシミール地方からコルカタへ向かう事とした。
体の疼痛がそうさせたのかもしれない。



凪になる事を知らない空間。


この世で一番潔癖で「神聖」に思えた空間。
ベンチに座っていると、聖歌の合唱が始まった。



そこに偽善臭い宗教臭や崇拝。独特のトランス状態のニオイは
決して無かった。


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当然の事として。いわゆる「無条件の」「無償の」敬。


何故ここまで。穏やかに居られるのだろう。


あたしは、マザーの牌に全身を委ね、頭をつける。
何故か触れた瞬間に涙が溢れていた。




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聖書を裂き、叛旗を翻し、「宗教」を何より嫌悪していたあたしが。


ひとつだけ言えるのは、


あたしは実在する人物しか尊敬も崇拝もできないということ。


不確かな存在を盲目的に信じる事は、哀れにしか写らないから。





あたしはその祈りの場で、キリストではなく「マザー」に対して
祈りを捧げた。



それから三日に渡り、その場所に居続けた。
「死を待つ人の家」で、手伝いを行った。


死生観だとかいう生ぬるい言葉なんてどうでもよかった。


妙に神聖化したり神秘化したりするのは、日本人独特の思想の典型だろう。




ただ、ここで淡々と早朝から祈りを共にし、淡々と必要な事をする。
そして、夕方に祈りをささげて一日を終える。



そこにあたしの疑問や不快感や、ましてや感情と呼べるものはなかった。


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緊迫した「死」の現場から、「生を尊ぶ」場へ。
その余りのギャップに、脳が追いつかなくなりそうだった。

その途中、あたしは
そして、「生」を「断絶」する場へと向かう。






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その寺院では、毎朝、ある儀式が行われていた。

早朝、数多くの人が集まり、一斉に祈りを捧げる。

そして水で清めたその「動物」の首を木で挟み、
一気に斧を振り下ろす。


鈍い音と共に
其処にはやはり、「静」が訪れた。

そして、「それ」は、神に捧げられる。

あたしはそのトランス状態の儀式をすっ呆けた顔で見送った。


この空間は嫌いじゃない。



そんな事を考えていた。



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あたしは「生と死のスリル」の為に戦場に向かっている訳ではない。
むしろ、安易にそう捉える人をくだらないと思っている。



マンソンに感じる臨場感や破滅的な願望とは違う。
刺激を求めに行っていると勘違いされるのだけは耐えられない。
そして、そう思ってる人に話す事は何も無い。



ましてやありのままを伝えたいだとか
表現だ。とか、
そんな独り善がりの自己陶酔の写真を撮りたい訳でもない。

確かめようが無いものは仕方が無いだろう。
一方的な情報に踊らされているのは仕方ないのかも知れない。




あたしは政治がどうだとか、紛争がだとかには興味は無い。
かといって何で其処に行くのかなんて愚問はあたしには響かない。





唯、断固として揺るがない事は。

あたしは、


たった一つの理由と状況があれば

決してそんな無責任な行動したり、戦場には行かないということだ。





今はそう。唯の「身勝手」やらせてもらってる。



同情の余地なんてあるはずがないだろう。



これは、「他の」同じ現場に携わる人たち一環にしてあたしは言う。


だから、日本でも大きく取り上げられた
「あの」事件に




ねぇ。



それって、どうなのよ?





と、余計なお世話でも疑問に思っている。
事情をよく知った上での発言だけど、
同業者として、いまでも引っかかっている。


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プロフィール

sakyohidzuki

Author:sakyohidzuki
左京
S.58.9.28

いつまで経っても手負い。笑
この運動神経のなさで生き延びているのが
不思議なくらい。

現実には色んな事柄に束縛されてるのに
今まで以上に自我のまま進めてるのは
一種の諦めのようにも思う。

昔一番だったものは入れ替わり。
眼中になかったものに価値を見出し

攻撃系はすべて自分の内面に。
もちろん゛暴力゛は忘れずに。

時々感情のコントロールが出来なくなる
フラッシュバックに嗚咽が出るほど叫びまわっても
最期に行き着く場所は同じ。

知らず知らずに自滅しているのは
毎度のことで。

無関心に堕ちる前に
終らせたい事とか。

無様な姿を曝すのも
ここだけでいい


☆ポートレートモデル
再現VTR、MV、CM等々しれっと
いたりする。
ベストジーニスト2016一般部門
投票終了!
応援&投票有難う!!

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