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Dead is the New Alive

Crow.jpg

一つひとつ、音を大事に拾い上げて
規則正しい音色を奏でた。

今にも消え入りそうな蜉蝣を湛える様に。
そこに微かに残された感情の全部を入れて。
ひとつの律を調す。

狂が迸り、溢れ出した厭世感に
自身の存在の意を問い。
薬を大量に詰め込んで、混沌とした意識時間に溺れる。

砂糖漬けの膨らんだ皮膚にナイフを刺し
滴る血と生ぬるさに快楽を見出す。

体は軽やかに舞い、四肢が分裂する妄を映しだす。
面白くなって腕や胸を切り刻む。
その痛みは、快楽へと姿を変える。

足がステップを踏むたびに。
手先が力無く何かを掴もうとするたびに。
その生ぬるい液体は鮮やかに体に絵を描いた。

精一杯、搾り出すように。
断末魔の叫びは怒りと受容を孕んだ音色に変わり、
そのうちそれは唯の雑音と変わる。

ひとつ一つ大事に音を奏でていた声帯は
響きを失い、窒息しそうな声をあげた。
声を失うと共に、遠のく意識。そして
その生ぬるい乱舞の中に朽ちた。

それは、表現できるせめてもの救いを乞う叫びだった。
羨望する死の中に、「生」への足掻きを交えて。

自分自身それにすら気づかず、唯、苦痛からの解放を願った。
そう、この自分自身からの離脱を願って。
それは低下していく体温に一瞬の温もりを与えた。
悴んで思うように動かない指先
青褪めて行く皮膚

相反した鮮やかな赤が滴るたび
悦びに変わる。

踊る度、それは痕跡を確実にするように。
確かめるように目を開けた。

それはとても晴れた日だった。

眩し過ぎて
目が潰れる位に。
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プロフィール

sakyohidzuki

Author:sakyohidzuki
左京
S.58.9.28

いつまで経っても手負い。笑
この運動神経のなさで生き延びているのが
不思議なくらい。

現実には色んな事柄に束縛されてるのに
今まで以上に自我のまま進めてるのは
一種の諦めのようにも思う。

昔一番だったものは入れ替わり。
眼中になかったものに価値を見出し

攻撃系はすべて自分の内面に。
もちろん゛暴力゛は忘れずに。

時々感情のコントロールが出来なくなる
フラッシュバックに嗚咽が出るほど叫びまわっても
最期に行き着く場所は同じ。

知らず知らずに自滅しているのは
毎度のことで。

無関心に堕ちる前に
終らせたい事とか。

無様な姿を曝すのも
ここだけでいい


☆ポートレートモデル
再現VTR、MV、CM等々しれっと
いたりする。
ベストジーニスト2016一般部門
投票終了!
応援&投票有難う!!

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