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果てとして。



人の醸し出す殺気は、死に際の静寂に相反して
禍々しい乱舞を踊る旋律に変えていた。
降り立った瞬間の尋常じゃない人の目つき。

全てを疑うというのは、こういった表情なのだろう。
そこに、人の狂う瞬間に発する張り詰めた緊張感を感じた。

外に出たとき初めて、その理由を知る。
リアルに立てこもり事件が起こった日だった。
50メートルもあけず、警官が立ち、防弾チョッキが配布される異例。

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もう、『こんなことにも慣れてしまったのか』
あたしの脳は、感傷を交える事無く坦々と事を進めた。

作っては壊し、創っては虚に翻し。
まるで、時が進むのを阻止してるかの様にも見えた。

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『戦争ごっこ』をする子供たち。
この感覚が、「日常」になっているのなら、いったい。
感情など動いたり、感じたりすることがあるのだろうか。

そんな危惧をするのは余計なお世話で、
唯の平和な国、日本から来た、平和な日常が保障され
何不自由なく生きているアタシの戯言。

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聖戦とは、命を犠牲にするからこそ、「聖」なのか。
神を崇拝し、神の為の殺し合い。

権力争いの、自分たちの都合の良い思想生活のための戦い。
人間は、人間以上にも以下にもならないのに。

クソ食らえ。何かが起こるたびそう吐き捨てた。

何故あたしがここにいるのか。
こうやって批判するために?怖いものみたさ?自己満足?
自分自身に問いかけた。

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「寝ている」様に「呼吸をとめた」人。
暗闇で水が流れているかと思ったら、真新しい「血」。

「生命の価値が、重く感じるだろう?」
そう、ある人はあたしに問いかけた。

「命に重いも軽いもあるか。死んだら同じだ。」そう返す。
精神論は抜きにして、今ここでとやかく論じてる場合じゃない。

負傷した人たちの援護に回る。
あたしが持参した物品はすぐに足らなくなった。

感情に浸ってる場合ではなかった。
今、あたしに出来る事は、今ここで、やれる事をやるだけ。
それでもやはり、ひとは死ぬ。

カメラを向ける中で、葛藤が必然的に生じる。
世間は、悲壮で、残酷なものを求める。

あたしは、
死体は撮る事が出来ても、「瀕死」の人にはカメラを向けられない。

一概には言えないけれど、必要性があるとも思えない。
それを撮るのを「プロ」と呼ぶのであれば、
そんなものなど成りたくない。

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祈りを捧げる姿を眺める。
凛として、潔癖で、「神聖」で。
その姿に、どうしても争う理由があるとは思えなかった。

でも、その祈りを捧げている神の為に、実在する人間を犠牲にする。
そして、その為に自らを犠牲にする事を聖なる者と崇める。

クソ食らえ。そうあたしはまた吐き捨てた。

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そんな中でも、日常は、どこにでもある風景。
歌を歌い、洗濯物が並び、料理の匂い。

人の気配は中々見当たらない中でも、「平穏的な」ものはある。
あたしが、触れたいのは、「生活」や、人自体。

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身動きできない不自由さはあるものの、
なんら変わりない、平穏な生活。

これで、いいじゃない。これ以上、何を争う?

争う意味が、アタシにはわからない。

無意味に喪失され、淘汰していくものの不条理さを、
虚無になるのを感じながら。

感傷や同情ならいくらでもできるだろう。
あたしは唯、ステレオタイプに成りたくないだけ。
唯、それだけの為に、動いている。
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プロフィール

sakyohidzuki

Author:sakyohidzuki
左京
S.58.9.28

いつまで経っても手負い。笑
この運動神経のなさで生き延びているのが
不思議なくらい。

現実には色んな事柄に束縛されてるのに
今まで以上に自我のまま進めてるのは
一種の諦めのようにも思う。

昔一番だったものは入れ替わり。
眼中になかったものに価値を見出し

攻撃系はすべて自分の内面に。
もちろん゛暴力゛は忘れずに。

時々感情のコントロールが出来なくなる
フラッシュバックに嗚咽が出るほど叫びまわっても
最期に行き着く場所は同じ。

知らず知らずに自滅しているのは
毎度のことで。

無関心に堕ちる前に
終らせたい事とか。

無様な姿を曝すのも
ここだけでいい


☆ポートレートモデル
再現VTR、MV、CM等々しれっと
いたりする。
ベストジーニスト2016一般部門
投票終了!
応援&投票有難う!!

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