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夫婦愛

ニュースを見ていると老夫婦が自殺したというニュースを見た。

火葬場にまだ生きている妻(認知症)を夫は抱きかかえ、
二人して火葬場に入り、火をかけ自殺したという。

あたしはこの事件を聞いたとたん涙が溢れて止まらなかった。

原因は介護疲れだったのかと推測されている。
認知症の妻。見通しのつかない病態。 それに絶望したのかとの意見もある。

それよりあたしはこの事件に「愛」を強く感じてしまった。

自己犠牲が愛ではないとあたしは述べている。無償の愛なんかない。ともね。

しかし「この事件」こそが究極の「愛」なのかと感じた。

「死」による「救済」は妻・夫にもあった。ただのエゴならば妻だけを殺めていただろう。
真実は本人しか分からないが、あたしはとても遣りきれない気持ちで潰されそうになった。

そしてもう一つ。 精神科病棟で実習をしていた時の事。

どこからかハーモニカの音が聞こえる。なにげに音のする部屋に行ってみた。
妻がベットで寝ていて隣で夫がハーモニカを吹いていた。

妻はベットに全身を抑制された状態で叫び声をあげている。
それでも布団をかけつつ夫はハーモニカを吹き続けた。

「ほら、聞いておくれよ」と「聞こえない」妻に話しかけながら。                        

あたしはその現場を見た瞬間涙が溢れトイレに駆け込んだ。                         

「どうしたらこんな愛し方ができる?」

何度も何度も自分自身に問いかけた。
仕事上、介護で疲れきった夫婦や崩壊した家庭。
憎悪と嫌悪が入り交じった夫婦・家庭を 嫌というほど見てきた。
その中で愛を感じる事も無かった。

その老夫婦の姿が眩しすぎて堪らなかった。強くて美しく儚い光景に。

あたしはこんな愛し方が出来るのだろうか。

君が「壊れた」時や自由を奪われた時にあたしはどうするのだろう。                   

あたしが「壊れた」時に君はどうするのだろう。と自分自身に問いかけた。

それでも今のあたしは「君」の傍に居るだろう。
母、姉、愛すべき親友、彼氏。 あたしはここに居たいから。
それは唯のエゴかも知れない。何も抵抗がない。
それは職業柄と言われるかもしれない。 これらの「夫婦」があたしに齎した影響は大きい。

価値観の上書きに欺瞞。 こればかりは経験と長い月日が必要なので現実でしかものが言えない。

「愛」とは。「夫婦」とは。を強く考え感じさせる出来事だった。 

「価値観」の矛盾に自分自身の感情が時々分からなくなってしまう
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プロフィール

sakyohidzuki

Author:sakyohidzuki
左京
S.58.9.28

いつまで経っても手負い。笑
この運動神経のなさで生き延びているのが
不思議なくらい。

現実には色んな事柄に束縛されてるのに
今まで以上に自我のまま進めてるのは
一種の諦めのようにも思う。

昔一番だったものは入れ替わり。
眼中になかったものに価値を見出し

攻撃系はすべて自分の内面に。
もちろん゛暴力゛は忘れずに。

時々感情のコントロールが出来なくなる
フラッシュバックに嗚咽が出るほど叫びまわっても
最期に行き着く場所は同じ。

知らず知らずに自滅しているのは
毎度のことで。

無関心に堕ちる前に
終らせたい事とか。

無様な姿を曝すのも
ここだけでいい


☆ポートレートモデル
再現VTR、MV、CM等々しれっと
いたりする。
ベストジーニスト2016一般部門
投票終了!
応援&投票有難う!!

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